当園の教育のねらい
幼児期における教育は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要なものです。
このくずはローズ幼稚園では、教育や人間形成のスタート地点として
『明るく のびよう 強く 正しく すこやかに』という建学の精神のもと、自由で伸び伸びとした中にも、
多様な価値観と物事を成し遂げる自信を身につけ、最後まで諦めない教育を目指しています。
幼児の主体的な活動である遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎となる重要な学びのため、
子どもとしての自然な生活・遊びを大切にしています。
教育方針
幼児期の子どもたちには「考える楽しさ」をたくさん経験してほしいと考えています。
たくさんの経験を通じ、子どもたち自身が考えることを楽しいと感じるようになれば、主体的に物事に取り組み、より好奇心旺盛な子どもに育つことでしょう。
このくずはローズ幼稚園では、「考える楽しさ」を基本にしていますから、子どもの個性と子どもが心から楽しみながら考える力を育む教育を日々大切にしています。
また、子どもたちが遊びながら「面白い!」「不思議だな?」「どうして?」「なんで?」を自ら感じ、自然に子どものやる気や創造力、柔軟な思考力を育成しています。
幼児期は、何でも自分でやってみようとする時期であり、周囲の人やものに興味や関心を持って関わることで楽しさを感じます。つまり、多様に動いたり、想像力を働かせたり、操作したり、構成したりして遊びや活動を楽しみながら、様々なことを具体的に理解していきます。
自分の目でしっかり見たり、聞いたりすることで「なるほど、そうするのか」と理解し、自分も「やってみたい」という意欲に繋がります。そして、「こうしたい」「ああしたい」というやる気と目的がうまれ、「やってみよう」という挑戦する楽しさやできたときの達成感や喜びも実感することができます。
幼児期に子どもが主体的に興味を持ち、「やってみよう」と思えるような、自ら積極的かつ真剣に取り組める
機会をできるだけたくさん提供してあげたいと考えています。
教育目標
基本的な生活習慣を身につけることは、健康で安全な生活に必要な習慣を身につけ、豊かな社会生活を営む基礎を培うことです。
幼稚園という初めての集団生活の場で、十分に心や身体を使って活動しながら、幼児期に必要な生活習慣を身につけることで、自分のことは自分で出来るという自立心が育ちます。
また、仲間とともに心地良い生活をするための必要な習慣が分かり、社会生活の基礎を培うことができます。
ひとつのことをやり遂げたという経験を積んでおくことで、様々なことに対して自信がつきます。
また、最後までやり通すことの良さにも気づき、自分で行わなければならないことは最後まで粘り強く行おうとすることの大切さも実感することができます。
そのような何事もあきらめずに最後までやり遂げる姿勢に、子どもたちの将来への無限の可能性を感じ、
その可能性をどこまでも伸ばしていくことができます。
たくさんの人やものと触れ合い、豊かな体験ができる環境を作っていくことは、とても大切なことです。
その体験を積み重ねていく中で、子どもたちは自分以外の存在や様々な思いがあることを知り、
互いに助け合い認め合うことの大切さを学ぶとともに、やさしさや思いやりの心が育まれます。
いろいろな思いを共有する集団生活と家庭生活、地域の連携があってこそ子どもも安心でき、
心が育ち、伸びていくことができます。